【自助グループで必要な傾聴とは?―野宿(ホームレス)のおっちゃん、おばちゃんの当事者団体から学んだことーの報告】

自助グループとして活動をする中で傾聴は大切な要素だと考えています。私たちコーダえんは、自助グループとして走り出したばかりの今だからこそ学ぶ必要性を感じ今回企画をしました。
遅くなりましたが、イベントの報告です。
今回、他の自助グループの活動事例から「傾聴」について学んでいきました。
先ず・・・
①傾聴とは?(傾聴の基本)
②野宿のおっちゃん、おばちゃんの自助グループの活動事例(おっちゃんおばちゃんの自助グループの成り立ちや人に対する姿勢等)
③感想
 
少人数での参加で、内容の濃い勉強会となりました。
≪「俺、アホやから教えて」と言い、人との輪を作る。野宿のおっちゃん達はさげすまされてきたから、自分をさげすむ≫という話がありました。
私たちコーダは聞こえない、聞こえにくいことを理由に差別をされた当事者の家族という立ち位置であり、「差別」といっても差別を直球で受けたか?流れ弾で受けたか?の違いがあるのではないかと感じました。流れ弾だったから、よく言われる「親を守る」という言葉がうまれるのかもしれません。
今後の活動で、「親を守る心理」について、考察する機会が作れたらと思います。

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コーダえん

「コーダえん」は、 コーダの自助グループです。 人と人との繋がりと、 心の安心と豊かさの回復を目指す、語らいと学びの場です。 ※コーダ CODA:Children of Deaf Adultsの略です。 聴覚障害者の親をもつ聞こえる子どもと言われています。